こうした紛らわしいグレーゾーン金利の存在が、常に私たちを惑わしますが、いつまでたっても先が見えないと嘆いている方、悩みながらもずっと支払い続けてきたという方、これを機に、一度きちんと調べられた方が良いかもしれません。
過払い金請求は難しさや厄介な手間を気にしなければ、個人が余計なお金をかけずに申請することも、あるいは弁護士や司法書士などしっかりしたプロの力を借りて代行してもらうことも可能です。
しかし実際には、武富士・プロミス・オリコ・アイフル・OMC・アコム・ニコスなどの多くの消費者金融業者は、ますます増える多数の過払い請求に追われ、日ごとにその対応にも厳しさが見られるようになってきていることは確かです。
そういう意味では、素人であるイチ個人が起こす過払い金請求にはかなり無理が生じ、その一つひとつのハードルの高さが邪魔をして、成功が危ぶまれる恐れも出てきているようです。
きっとその分、金融業者のほうも生き残りをかけて必死だということなのでしょう。
そんな事情も絡み合い、こうした過払い請求における各社消費者金融での対応はマチマチだといえます。
それでは、その対応とは一体どんなものなのか? ここでちょっと覗いてみることにしましょう。
■プロミスでの対応
意外と取引履歴への反応は早く、2週間以内には送られてくるようですが、ただ請求書を送ってから担当者と直接話ができるまでが長く、1か月近くの時間を要する事もあります。 今はまだ、過払い金利息を含め上手に和解への道につながることが多いのですが、大きな額の場合、訴訟に向かって進んでいくことも考えられます。支払日は和解日から4〜5か月先と、ずいぶん遅い対応になってきているようです。
■アイフルでの対応
取引履歴の方は約1〜2週間もあれぱ直ちに送られてきますし、急ぎ折り返し請求書を送れば、今度は10日ほどで担当者からの連絡も入りますので、対応の早さはあると思います。早々と和解の条件を突き付けてきます。例えば「過払い金の元金約5割、支払日は約3か月先で‥‥」などといってきますので、その時にあまり無理して満額を主張すると最後は判決までずれ込んでしまうことが多くなってきていますので、気をつけましょう。
■武富士での対応
まず取引履歴を取り寄せるだけでも困難を極め、約1か月という月日を費やし、それだけでも時間がもったいないというのに、その後も話すらできない状態が長く続き困りました。 それに、たとえ裁判にまでもつれ込んだとしても、他の金融業者のように事前の和解話も聞かれることはなく、第2回目期日直前ぐらいになってやっと和解の提案が出されるものの、支払日は和解日から約2〜4か月後というとても先の話になることが多いようです。
■アコムでの対応
対応はよそと比べて、確かにスピーディーです。取引履歴を取り寄せるのにかかる日数が約1週間、同じように請求書を送ればこれもまた約1週間ほどで担当者と話ができます。しかし誠意ある対応とは別に、過払い金の利息についてはまったく認めてはもらえません。 やむなくその流れが裁判へと向かって動き出せば、その前の段階での和解話がすでに待ち受けていて、支払日も和解日から約1か月先という具合に、ここでもよそに比べると早い対応が取られているといえるでしょう。
■レイクでの対応
取引履歴の送付をお願いしてから静かに待つこと約10日間、そして請求書を送ってからこれまた待つこと2週間〜1か月、しかし心配はいりません。事前に過払い金利息を含めた金額で落ち着くようにと和解話ができあがっていますので対応も非常に紳士的ですが、取引履歴が途中開示になる場合には要注意です。その場合、ほとんどの人が訴訟にまでもつれ込んで、なおさら不安をあおるような形になってしまいますが、案外和解の話が出るのは早く、その和解日から約1〜2か月先が支払日になることから、わりと時間はかからないで済みそうです。